どうも みのこです。
このブログはハワイやアメリカのなんだかんだを、不定期に更新しております。
「美味しそうなチーズケーキ!」
「あのケーキはどこで買えるの?」
2020年8月、InstagramなどSNSで話題沸騰の、ALOHA STATE BAKE SHOP:アロハステートベイクショップがオープン。
ハワイではコロナパンデミックをきっかけに、観光客が来なくなり、 たくさんの人気ショップや老舗レストランが完全閉店しました。
外食はできず、映画館も、ボーリング場もしばらく行けない...
そんな時、彗星のごとく現れた白く滑らかなチーズケーキ。
今回はその、チーズケーキやお店のこだわり、そしてアロハステートベイクショップの活動などについてお話します。オーダーもできる公式ホームページはこちらです。

今日は美味しい話をするよ!

美味しいケーキはくれないの?
メインは地元バニラのチーズケーキ
アロハステートベイクショップのスーパースターは、何といってもチーズケーキ。
日本ではおなじみのしっとり、どっしりとした長方形のケーキですが、こちらハワイでは「ジャパニーズスタイルチーズケーキ」と呼ばれ、その噂は人気とともに広まっています。

アロハステートベイクショップのチーズケーキは、ふんわりバニラの風味とチーズのまろやかさが口のなかいっぱいに広がり...写真でもバニラビーンズがはっきりと見えますね。
それはもう食べた人ぞのみ知る、たまらない美味しさ。一言では言い表せない深い味の秘密は、後ほどこっそり(笑)
また、メインのチーズケーキの他にも、期間限定のケーキも外せません!例えば、こちらのバレンタインデー期間限定、ルビーチョコレートケーキ。

もちろん、 お誕生日や特別な日のお祝いに最適な、可愛いアイシングクッキーやフルーツがたくさん乗ったデコレーションケーキも大人気!


期間限定ケーキや、デコレーションケーキに使われているフルーツなどは、ハワイ産にこだわっています。
ハワイで大事に育てられたローカルの食材を使うことで、新鮮な美味しさをシェアするアロハステートベイクショップのケーキは、その美味しさだけでなく関わる人々の優しさも伝わってきます。
ちなみにチーズケーキが苦手だったうちの息子、こちらのチーズケーキを一度食したら病みつき。
今では毎日でも食べたい、と言っています。

だめだ。。。写真だけでもよだれが出る!

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始まりはちょっとした出会いから
そもそも、なぜハワイでチーズケーキ? そう思った人も多いでしょう。実は、ある日訪れたカカアコのファーマーズマーケットで、バニラビーンズを栽培する農家の家族と知り合ったことがきっかけだそうです。
自らをアロハステートベイクショップの『工場長』と名乗るオーナーのカナさん。今では大忙しの彼女ですが、コロナパンデミック前は、世界中からの観光客であふれていたワイキキのカフェで、フルタイム勤務。
パンデミックで出勤が減ったことをきっかけに、それまで温めていたオリジナルチーズケーキの商品化を本気で考えたそうです。
そんな時に、バニラビーンズ農家に出会い、彼らのバニラビーンズの栽培について詳しく話を聞きました。
「ハワイでバニラが栽培されているなんて!」
と、衝撃を受け、深く興味をもったカナさん。翌日にはその農家の農場があるノースショアへ行き、農場を案内してもらいました。
こちらがその農家 Laie Vanilla Company ホームページです。バニラビーンズ他、バニラエッセンスなどの商品もオンラインで購入できます。
最も労働集約的な作物とされ、高価なバニラビーンズ。その農家でも、家族が協力し、全部手作業で栽培しています。

そんな家族の愛情たっぷりなバニラビーンズと彼らのファミリービジネスに魅せられ、カナさんは彼らのバニラを使用したチーズケーキを完成させることを決意。
コロナパンデミックの観光客の激減は、観光業だけでなくレストランを相手にしている農家にも大打撃。
「チーズケーキで少しでも彼らをサポートしたい!」
カナさんの作るチーズケーキには、さまざまな想いが込められています。

バニラを作るのって、本当に大変なんだって!

じっくり味わって食べなきゃって思ったよ。
噂のチーズケーキはココで買える!
「ハワイのチーズケーキ」と言えば、アロハステートベイクショップ!と言わんばかりの人気ぶり。
オープン当初はオンラインと口コミのみでの販売でしたが、現在は、フルサイズのチーズケーキ($20)の他にも、ハーフサイズチーズケーキ($12)や、期間限定のルビーチョコレートチーズケーキ($13)が2か所で購入できます。
フルサイズもハーフサイズどちらも、自宅でゆっくり味わうにも、お友達への手土産としても喜ばれます。

噂のチーズケーキを購入できる場所の1か所目は、カカアコにある、Up Roll Cafe:アップロールカフェです。
Up Roll Cafeの地図はこちらです。
もう一つは、カイルアのロカヒ ファーマーズマーケット。 日曜日に開催されています。 屋根がある駐車場の下なので、雨でも楽しめます。
ロカヒファーマーズマーケットの公式ホームページはこちらです。
ファーマーズマーケットの初日は30個限定、すぐに完売してしまったそう。これからは限定50個作って出店するそうです!
それもきっとすぐに、売り切れるでしょう(笑)
今となってはInstagramでチーズケーキやデコレーションケーキなど、多くの写真を見ることができますが、オープン当初は口コミとオンライン購入機能があるだけのシンプルな(怪しい?)ホームページだけでした。
でもそこはやはり、長年お菓子作りをすると同時にハワイで専門的に学び、行動力のあるカナさんの実力が功を奏しました。
カナさんの明るい笑顔を見たくて、ケーキをオーダーするお客さんも少なくありません。
InstagramやFacebook、Twitterの他、リアルな口コミで着々と注目を集め、今ではケーキのレビューを見ない日はないのでないかというほど!
もちろん、アロハステートベイクショップの公式ホームページでは、オンラインでフルサイズのチーズケーキやデコレーションなどオーダーすることができます。

定期的に食べたくなるよね。

いや、毎日でしょ。
上に載ってるクッキーも美味しいし。
アロハを伝えるショップの活動
先にもお話した通り、バニラ農家との出会いで生まれたアロハステートベイクショップのチーズケーキ。
美味しいスイーツをきっかけに人々を笑顔にしたい、というオーナーのカナさん。以前から、個人的にチャリティなどで必要な物を匿名で送るなどしていました。
「アロハステートベイクショップとして、できることは何だろう...」
そう考えたカナさんは、ホームレス支援をする団体「プロジェクトハワイ」を通して、ハワイの路上で暮らす子供たちへ、定期的にサポートすることを決意しました。
その第1回目として、2021年2月のバレンタインボックス$10の販売がありました。
実はカナさん、アロハステートベイクショップをオープンするよりもずっと前から、あるホテルにあるカフェでクッキーを販売。とても美味しいと大人気なのです!

このようにイベント的にスイーツを販売することで、売り上げの全てをホームレスの子供たちへ使ってもらえるような活動を続けていきます。
いつも誰かのためにできることを考えているカナさんのアイデアは、本当に素晴らしいものだと思います。
ホームレスを支援するプロジェクトハワイのホームページはこちらです。サポートする方法は色々あります。ご興味がある方はぜひご覧ください。


美味しいもの食べて誰かのためになるなら、どんどん食べる!

そう、そのスタンスでいいと思う!
ー おまけ ー カナさんが働くカフェの話
では、最後におまけコーナーとして、カナさんの働くカフェをご紹介します。
(ご本人のご希望にて了承済み)
アロハステートベイクショップを始める前から勤務しており、現在でも週に数回は出勤しているのが、Kona Coffee Purveyors | b patisserie:コナコーヒー パーベイヤーズ/ ビー パティスリー です。
インターナショナルマーケット内のクヒオ通りに面した入り口のお店です。

名前の通り、美味しいコナコーヒーが頂けるカフェ。コーヒーは当たり前のように香りも良く美味しいのですが、ホットチョコレートも他とは違う大人の味わいでおすすめです。
カナさんはもちろん、美味しいパティスリー担当。
店内に入ると数々のパティスリーが並び、全部その場で食べたくなります。

もし私がこのカフェの近くで働いていたら、毎朝違うパティスリーを食べるために通っていたことでしょう。
インターナショナルマーケット内なのでぜひ、立ち寄ってみてください。ラッキーならカナさんにも会えるかも!
コナコーヒー パーベイヤーズ/ ビー パティスリー の公式ホームページはこちらです。お店ではもちろん、オンラインでもコナコーヒーを販売しています。

子どもの頃からお菓子やパン作りが大好きだったというカナさん。
仕事以外でも、いつも誰かしらのためにお菓子やパンを作っているカナさんを見ていると、「天職」ってこういうことなのかなと感じます。
まとめ
希望を失いかけたハワイの人々へ笑顔を与えるチーズケーキ。 アロハステートベイクショップのケーキを強くおすすめしたい理由は、その美味しさと関わる人々の優しさです。
まだ食べたことがない!という皆さんもぜひ一度、ご賞味あれ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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