どうも みのこです。
これを読んでいる方はそれぞれ、既婚、独身、バツイチ、バツニ、バツサン。。。
と、さまざまだと思いますが、結婚生活って全てが想定外だと思いませんか?

当たり前だけど、婚姻届けを書いて提出するだけではないのよね。
違う環境で育った相手との生活や、相手の家族との関係。。。
惚れた腫れただけでうまくいくものではありません。
ましてや違う国で育った者同士の国際結婚では本当にたくさんのことが起こります。
ちなみに他の国では、日本に比べて離婚率が高いのが事実です。

World map depicting top ten countries with highest divorce rates – Answers
でも離婚率が高いからといって、最初から離婚をするために結婚をするわけではありませんよね。
そこで今回は、結婚まで1年以上ある方必見!国際結婚で大失敗や離婚という最悪の事態にならないために知っておきたい、最低限のことをお話しします。
フィアンセビザを申請しようとしている、もしくは申請中の方でも待っている間の心構えとしても読んでいただきたいです。
すでに10年以上仲良く暮らしている『国際結婚の先輩』数名からのアドバイスも混ぜ込んでいます。ぜひ参考にしてみてください!
相手が国境をまたいで逢いに来てくれているか
はっきり言います。
遠距離恋愛ならこれは絶対絶対の必須条件です!
国際恋愛や国際結婚の経験がある人は皆さんは、相手の気持ちを知るために真っ先にこの事を計画したりします。

そういえばうちの旦那は来てくれなかったわね。。。
「とにかく一緒にいたい、どんな国で育って生活をしているのかを知りたい。」すぐに逢えない距離にいる二人に生まれる自然な感情ですよね。
愛している人のもとへなら、時間とお金を使って逢いに来てくれるはずです。自分は逢いに行ってるのに相手は来てくれない、という方は必ず来させるようにしましょう。
相手にあった愛情表現ができているか
日本を含め、アジアの人たちは「愛してるよ。」「大好きだよ。」「キミはいつもきれいだ。」など、そんなに頻繁には言いません。
これはアジア人の愛情表現は言葉よりも行動がメインだからです。
しかしアメリカやヨーロッパなどでは、親子でも当たり前のように毎日何度も言ったり言われていることなので、同じように愛情表現ができないと喧嘩になりかねません。
よくあるのが公衆の面前でのキスをするかしないか。
私もこの件で口論になったことが過去にありますが、これは異文化だけでなく、重んじる宗教によっても起こりえます。
また、同じアメリカ人の間でも、大人になっても親と口でキスをすることには意見が分かれます。
周りの人もしてるからという人もいますし、倫理的なことから、子供との口への直接キスは避けたいという人もいます。
育った環境で愛情表現もコミュニケーションの取り方も違うので、そのあたりもきちんと理解したり話し合う必要があるでしょう。

日本人って変ってよく聞くね。

自分が基準ではないってことよね。
お互いが文化・慣習を理解できているか
一言文化というと、日本で言えば寺院がきれいだとか、ヨーロッパの芸術が好きだとかそのような視点で見がち。
しかし、一緒に生活していく上での文化の違いというのは別のところにあります。
何年か前に、ある有名人夫婦が蕎麦の食べ方が原因で離婚したということがありました。
彼らは日本人同士でしたが結婚生活ってそんなことの繰り返し。
ましてや違う文化の国の人と生活するということは、生活のすべてに大きな違いがあるということです。
具体的に例をあげてみると、
- テレビを見ながら食べる。
- 口を開けてクチャクチャ食べる。
- 食べ物を残す。
- 肘をテーブルについて食べる。
- 寝るときに電気や音楽を付ける。
- わざと大きな音を立てる。
など、とくに食事中のマナーですね。
学校でも家庭でもしっかり教育されている日本人には、見ているだけでつらいものがあります。
先ほどの離婚率の表を見るとわかるように、同じ人種ばかりが集まる国での離婚率が低いのは、このような文化や慣習の違いが少ないからかもしれません。
小さなことですが、お互いの生活面での違いを気づいたときに話し合って理解することがとても大事です。
経済面や福祉、保険の把握

ここで現実的な話をするよ。
生前、母が言っていました。「結婚生活で喧嘩になる理由って、子供とお金がほとんどなのよ。」
その通りだと思います。
ですから逆に考えると、そこをしっかり話し合える夫婦になれば強いですね。
もし相手の国へ移住し生活するならば、銀行の仕組みから保険システムまで全て違いますし、それをきちんと扱っていかなくてはなりません。
自分の身は自分で守るもの。相手にすべて任せるようでは異国の地で暮らしてはいけません。
ではどのような準備が必要か、具体的に見てみましょう。
貯金や借金があるならばその理由も知ることができると良いですね。
黙っててお金はたまりませんし、借金は増えません。
貯金の目的、借金の理由や返済方法など普段の会話の中から聞き出していきましょう。
子供がいる人は、養育の他にどのぐらい相手に依存しているのかも重要です。
日本と違って共同親権が多い海外では、子供の生活自体を半分に分けられて、別に住む両親の家を行ったり来たりする子も多いです。
もちろんフランスのように、税金は高くても福祉面が充実している国もありますが、アメリカでは4人家族の保険料が毎月10万円超!ってことは珍しくありません。
ですから、所得の低い家庭では保険にも入れず、病気をしても市販薬で済ますことも。
実際、インフルエンザでも病院へ行きません。
私も、慢性胃炎、逆流性食道炎、甲状腺機能低下症、慢性喉頭炎、ハワイに来てからは慢性蕁麻疹というスペシャルなもの加わり満身創痍ですが、一度も病院へ行ったことがありません。
給料に関して他の記事にも書きましたが、ハワイでは週一回払い、公務員でも隔週で支払われます。
引かれるものは会社の保険に入っていれば保険料など。
またアメリカに限っては、会社勤めの人も、個人経営もみんな同じく個人で税申告をします。
日本のように会社が全部やってくれるわけではありません。

住む国や州によって違うので確認しておくと良いよ!
ハワイで意外と多いのが、英語を話せない、話したくない奥様たち。
英語を話せなくても生活できるし、日本語だけで働ける仕事がたくさんあります。
でもどうせ移住して生活するなら、まず現地の言葉で仕事ができるように英語を話せるようにしましょう。
先ほどお話ししたように、相手に全てお任せするようでは生活していけません。
自分がどのくらい稼ぐことが出来そうで、何をプラスすればもっと収入を得られそうか、基本的な勤務時間なども見ておきましょう。
ストレスをどう発散するか

一番大事なのがこれだったりするんだよね。。。
人々の生活において、環境を整えることはとても重要です。
相手との結婚生活も含めて、違う国の違う空気、土、水、気温差、そして違う国で作られたり加工された食べ物を触れる、口にするということが、環境の変化の大きな部分です。
これまでと違うそのような環境の変化には、私たちが認識するよりも早く体が反応します。
アレルギー体質でなくても体質が変わってアトピーの症状が出てしまったり、私のように様々な要因でストレスを感じ、体の免疫力が衰えて慢性蕁麻疹になるなど体はとても敏感です。
もともとアレルギー体質の方は、主治医に早めに相談しておくとよいでしょう。
これまでどのようにストレスを解消していたか、スポーツをしていたのならそれを結婚しても続けられるか、これまでお友達と逢って話すことですっきりしていたとすれば、移住をきっかけにそのお友達と話すことはできなくなる可能性が高くなってしまいます。
ちなみに私は日本にいたころ、友人に喋りまくったり、息子と出かけたり、仕事でたくさんの人と話したりすることで、ストレスが解消されていました。
今は外で働けず息子と外出するにもなかなかできず。
周りの国際結婚の先輩たちも、「仕事ができるようになったら楽になったよ。」と、皆さん口を揃えて言っています。
ビザやグリーンカードなどの問題がなくすぐに働けるようであれば、現地で週に3日だけでもお仕事をされると良いでしょう。
仕事ができなければミートアップなどに参加して交友関係を広げるのもおすすめします。
人によってストレスの感じ方も解消法も違いますから、その方法がわかるとよいですね!

国際結婚って大変だね。

身近に頼れる人がいればなんてことないわよ!
まとめ
いかがでしたか?国際結婚で失敗しないために、ぜひ確認しておきたいこと5つをまとめました。
現在、国際恋愛中で結婚を考えている方!一つずつ現実的にクリアしていくと、事前に心構えもできますし、特に経済面や健康に関わることでは前もって対処がしやすいと思います。
皆さんが幸せな国際結婚生活を送れますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
↓ワンクリックで1票いただけると更新の励みになります。
コメント