どうも みのこです。
このブログはハワイやアメリカのなんだかんだを、不定期に更新しております。
我が家には少し毛の薄い、でも少し長い黒猫がおります。
名前はマヤ。14歳くらいになるのかな。
(2,019年月にマヤは天国に逝きました。)
13年ほど前、カリフォルニア州からハワイ州へ旦那と一緒に飛行機に乗って来たそうです。
日本では考えられませんが、アメリカの飛行機では、お利口さんなペットなら人間と同じ席に居られるんですよね。
これを初めて知った時はオドロキでした!
周りにペットアレルギーの人がいたらどうするんでしょう…
気になるところですが、それはさておき。
私が旦那と結婚した理由の一つに、このマヤの存在があります。
というのも、私の母が大の猫好きで幼い頃から家には必ず猫がいました。
猫遍歴を振り返るととても長くなりますが、私の記憶があるうちに残しておきます。
私の記憶にある第1号の猫は7歳の時にいたゴンタ。
毎日田んぼ周辺からイナゴを捕まえて来ては和室へと運び、活発な子でした。
名前を呼べば飛んで来て、リードをつけずに2キロほど散歩ができた頭の良い子。
しかしある日、家に帰って来なかったので家の周りを探すと、ゴンタは田んぼの用水路で固くなっていました。
うちに来て1年半ほどのことです。
私はその時初めて、母の涙を見たような気がします。
それから3年ほど経ち、私が10歳の頃、母はペットショップで売れ残っていた血統書付きのペルシャ猫を飼うことにしました。
名前はエル。
ベージュのフワフワな毛に、ゴールドの目がキレイな美人の女の子。
ペルシャなどの長毛種はおとなしい子が多いのですが、エルは家の目の前にあった他人様の人参畑を、毎日走り回っていました。
そしてある日、母がたまたま行ったペットショップで毛玉だらけグレーのペルシャ猫を見つけ、エルのパートナーとして我が家に迎えました。
始めは怖がってベッドの下などに隠れて出て来ませんでした。
ペットショップで可愛がられていなかったのでしょう。
母が丁寧に毛玉を切ったり、噛まれながらも食事を与えたりするなどして、2週間後やっと私たちのソファの上で寝るようになりました。
カンチと母が呼び出しました。
当時大人気だったトレンディードラマから名付けました。
時代を感じますね(笑)
ほどなくしてエルとカンチは仲良くして待望の妊娠!
でしたが、3匹全て死産になってしまいました。
エルとカンチそれぞれの色の子たちと、ミックスしたような色の子。
その時のエルがとても悲しそうにみえたのをハッキリ覚えています。
それから数年後、エルは認知症になり部屋を1日中グルグルと徘徊、ご飯も食べずに痩せ細り亡くなりました。
カンチもその1年後にエルの後を追うように天国へ。
「もうペットが死ぬなんて経験したくない!」
大切な家族ですからそう思いますよね。
母もそうでした。
でもそんな母の気持ちを知ってか知らずか、父の親友がある1匹の猫を我が家に連れて来ました。
ヒマラヤンという長毛種で、黒いソックスを履いた猫。
ブルーの瞳のべっぴんさん。
毛並みが綺麗に手入れされていたので、飼い猫だと思われましたが、飼い主も見つからず、ハナと名付けてウチの猫になりました。
ハナはエルと同じように外へお出かけしては、キレイな毛に草をつけて帰ってきました。
帰って来ると窓の外でニャーと鳴き、私たちが窓を開けるのを待ちました。
ある日、ハナのお腹が大きくなっていることに気づき、病院へ行くと5匹の赤ちゃんが確認できました。
それから数週間後、母が助産師となり、ハナの赤ちゃん5匹全員が無事に産まれたのです。
我が家は父、母とひとりっ子の私の3人家族でしたので急に猫6匹が増えて、てんてこまい!
それでも毎日学校へ行く前、帰宅後、いつも子猫たちを見るのがとても楽しみでした。
「避妊手術と去勢手術しないとね。」
という母の心配をよそに。
その5匹のうちのメス2匹とハナ、3匹同時に妊娠…!!
手術は赤ちゃんではできないので、少し大きくなるのを待っていたら…タイミングを逃しました。
数週間後、母はまた助産師となり、3匹は次々と出産。私が19歳の頃でした。
ハナ、最初の5匹、プラス15匹で21匹に。
血が濃すぎるので、1匹は小さな鳥のような奇形児でした。1週間ほどでその子が亡くなり、20匹。
我が家は猫屋敷でした。黒猫、白猫、キジトラ、ブチ、牛みたい。
とにかくたくさんの猫に囲まれていました。
バービー、ナナ、ユウ、モモ、リョウ、ネム、うっしー。。。やだ名前が全然思い出せない。。。
2匹が外へ逃げ、引越しの時にまた数匹逃げ… と、どんどん居なくなり。
最終的に母が亡くなった時、私が30歳の頃にはハナと、その孫のネムだけになりました。
私のオタク中1息子は、小さい時にハナとネムと過ごした時期があります。
ハナは息子が産まれた時、よく子守をしてくれていました。
さすが、大家族の母さんですね。
しかし息子が3歳の頃、ハナは亡くなってしまいました。
息子が物心がついた時にネムはまだいたので、ネムとの思い出は大きいようです。
2人で何を観てるんだろう?
息子とネムはいつも一緒でした。
こんな猫遍歴があるので、猫を飼っている旦那にクラっとしてしまったのは否めません。
長くなりました。
最後に現在の愛猫 マヤ の写真をお楽しみください。
PUMA YA?
お気に入りのネズミのおもちゃ
ドアの下にはミッキーマウス
こちらは猫コス息子
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