どうも みのこです。

今回は、皆さんが日常的に使っている『和製英語』についてお話するよ。

和製英語ってどんなのがあるの?
日本で英語の単語をつなぎ合わせたり変形させたりして、英語らしく作った語。
コトバンクによると、日本人が英語を借りて日本人のために作った言葉で、明治維新後に大量に作られた和製漢語(時間、温度、紫外線、失恋 他)のように多く作り出されているとのこと。
英語が義務教育化され、急激にグローバル社会と化した現代の日本では、もはや英語をそのままカタカナ読みで使っていることの方が多いです。
しかし古くから使われている言葉は、そう簡単に消えゆくことはありません。
ということで
数多くある和製英語の中でもとくに生活に密着したもの28をご紹介します。
では早速いってみましょう。
食べ物編
1.チョコやハンバーグ・・・チョコは英語で chocolate (チョコレート)で同じですが、『チョコ』と短縮すると「チョコ?」と聞き返されます。
また、英語に『ハンバーグ』という言葉はありません。バンズ(パン)に挟まれてるハンバーガーは英語でもhamburger ですが、日本でいうハンバーグは hamburger steak (ハンバーガーステーキ)です。ややこしいですね。
2.フライドポテト・・・みんな大好きポテト!英語だとアメリカでは French fry(フレンチフライ)、イギリスでは chips(チップス)。なんだか別の食べ物のよう。
3.バイキング・・・ダイエット中でも行きたくなってちゃう!英語では buffe(ビュッフェ)や smorgasbord 、食べ放題は all you can eat です。
4.デコレーションケーキ・・・英語では、fancy cake(ファンシーケイク)、 や単純に、really pretty cakes(とっても可愛いケーキ)のように言います。

最近はキャラクターのデコレーションケーキじゃないと誕生日も盛り上がらない風潮があるよね。

キャラの顔とか壊して食べたくないから、ぼくは普通のショートケーキが好きなんだけどな。。。
ビジネス編
5.ノートパソコン・・・英語では laptop(ラップトップ)です。lapは膝からももですので、膝において使えるものですね。実際私もそうして使っています。
6.サラリーマン・OL・・・英語では職業をズバリ言うので、このようなざっくりとした表現はあまりしません。なんだか日本でも廃れてきてる言葉ですが、スーツを着た会社員を意味するwhite-collar worker(ホワイトカラー)、普通に businesses man (ビジネスマン)と言われます。
また、OLのように女性の仕事を表す表現はありません。オフィスで働くならならば office worker(オフィスワーカー)です。日本でも保母さんが保育士、看護婦が看護師と呼び方を変えたように、男女雇用機会均等を意識したものです。
7.フロント・・・ホテルなどでの受付のことですが、英語では reception desk(レセプションデスク)です。ちなみに受付係は receptionist(レセプショニスト)です。
8.ガードマン・・・警備員は英語で security guard(セキュリティガード)または、watchman(ウォッチマン)です。見られてる感ありますね。
9.クレーム・・・『不平不満』を意味する英語は complain(コンプレイン)です。英語の claimは『主張、要求』の意味なので日本語のクレームとは少し違います。
物の名前編
10.ワンピース・・・日本の人気アニメではなく、女性の上下繋がっている服のことですよ!英語では dress(ドレス)です。
日本でドレスというと、フォーマルなパーティドレスをイメージしますよね。
11.キーホルダー・・・旅行に行ったらつい買ってしまう?キーホルダーですが英語では key ring(キーリング)です。
12.クーラー・・・英語では AC、air conditioners の略。読み方はそのまま、AC (エーシー)です。ちなみに、クーラーボックスはそのまま英語として使えます!
13.ベビーカー・・・お洒落なママさん達は知ってますね。英語では buggy(バギー)や、stroller(ストローラー)と言います。baby を付けてもOKです。
14.シャープペンシル・・・英語では mechanical pencils (メカニカルペンシル)です。確かに sharp(鋭い)と pencil(鉛筆)で間違いではありませんが…
15.ボールペン・・・英語では ballpoint pen(ボールポイントペン)です。先にボールがあるということですね。日本語ではポイントが略されてますね。
16.ホッチキス・・・英語圏で全く通じません!英語ではstapler(ステイプラー)です。もともとホッチキスという人が作った会社の製品を、日本で販売するようになったところからホッチキスと呼ばれるようになったようです。
17.ジェットコースター・・・英語では rollers coaster(ローラコースター)です。日本ではジェット機のように速いという意味で付けられた、と海外のサイトに書いてありましたよ!
18.マグカップ・コップ・・・日本でマグカップは持ち手のついた少し大きめのコーヒーカップを意味しますが、英語では mug(マグ)と cup(カップ)は別です。小さめのコーヒーカップがcupです。日本でいうコップは glass(グラス)です。
19.コンセント・・・電化製品のコードを指すブタ鼻のアレ。英語だとアメリカでは outlet(アウトレット)、イギリスでは plug socket(プラグソケット)や point(ポイント)と言います。

英語でconsent は、『同意する』という意味だよね。
どうしてコンセントなんだろう?
ピッタリ合ってる物しか入らないから?
建物編
20.マンション・・・英語だとアメリカでは condominium (コンドミニアム)、イギリスでは flat(フラット)です。海外でマンションと言うと、幽霊屋敷のような大きな家のことを指します。
21.ゲームセンター・・・英語では arcade(アーケイド)で、イギリスでは amusement arcade(アミューズメントアーケイド)、penny arcade(ペニーアーケイド)です。アーケイドというと日本では屋根付きの商店街ですよね。
22.コインランドリー・・・海外では、日本のように一家に一台洗濯機を持っていないことが多いのでコインランドリーは必須です。英語だとアメリカでは laundromat(ランドロマット)、イギリスでは launderette(ランドレット)と言います。
その他
23.ドンマイ!・・・誰かが失敗したり落ち込んでいる時に励ます言葉で日本では「気にしないで!」というような意味で使われています。
英語では、Don’t mind her. のように「彼女のことを気にしないでください。」となります。
24.テイクアウト・・・ファストフードなどで使う持ち帰りの意味ですが、英語だとアメリカでは to go(トゥゴー)、イギリスは take away(テイクアウェイ)と少し違います。
25.ロマンスグレー・・・白髪のことですが、英語では silver hair(シルバーヘア)ということが多いです。そのままwhite hair では通じません。
26.フリーサイズ・・・フリーサイズって結局一つしかサイズ無いよね?って事で英語では one size fits all(ワンサイズ フィッツオール)、またはベルトなど調整できる adjustable (アジャスタブル)と表現します。
27.モーニングコール・・・なるべくなら大好きな人から貰いたい? 英語では wake-up call (ウェイクアップコール)そんなに変わらないので、ホテルなどでも通じはします。
28.オーダーメイド・・・ 好きなように作る特別注文を意味しますが、英語では made-to-order(メイドトゥオーダー)や、custom made(カスタムメイド)です。

もはや旅行のツアーもオーダーメイドで、昔のツアーの旗を振ってるイメージはないよね。

旗振ってるって?そんなの見たことないよ!
まとめ
以上、日常生活で良く使われる和製英語をまとめてみました。
こうしてみると、日本人はよくイメージできる言葉を作りますよね。
和製英語とは少し違いますが、日本の『流行語大賞』は海外でも注目されているんですよ!
どんどん新しい和製英語を日本で創り出してほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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